ゴゴログ

ゴゴトモヒロがモノゴトの本質を考えるブログ

カテゴリ: よもやま話

発端はこの記事である。

・経産省、電動アシスト付き大型幼児車は「車道を通行すること」と発表(国沢光宏)
https://m.newspicks.com/news/2490206/
(早速に残念ながら、この後説明するように、恐らく「誤解で炎上させた」ということで記事は削除されてしまってます。ので、ログ程度で不本意ながらNewspicksのコメントページにリンク張っとく。)


元記事はもう確認できないわけですが、電動アシストの大型ベビーカーは車道を走れと経産省が判断した!バカじゃねーの?(意訳)まあそんな内容でございました。


この記事がツイッターで回ってきたときには、「次官若手プロジェクトとかで意識高い事言ってるのに幼児を車道に晒すのかよw」的な燃度高めの素晴らしい煽りコメントも見かけたわけですが、ゴゴ的には「グレーゾーン照会で経産省が事業者の代わりに確認しただけで判断したのはリリースにある通り国家公安委員会・国土交通省だろ。わかってねーな w」とまあマニアックな嘲笑案件程度に嗜んでおりました。



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前回の続きでもなんでもないんですが、例のペーパー(経済産業省 次官・若手プロジェクト「不安な個人、立ちすくむ国家」)、ずっとモヤモヤするものがあり改めて読んでみました。

やっぱり全体的にフワッとというかボヤけた内容。サンデーモーニング的な感じ。

高齢者の医療問題や子供への教育投資など、「大衆」にわかりやすいテーマとストーリー仕立てで弱者に寄り添ったテイストが、官僚に対する世間一般のイメージとのギャップを生み出し、また若手という期待感でバズったということなんだろうなと思うわけで、意図的かどうかは別として、プロモーション的には上手くいったんでしょう。

でもさ、経産官僚として君たちが考えるべきはやっぱり「経済」ですよ。

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経産省のこの資料、賛否両論バズってますね。とりあえず個人的な意見をサクッと。


「これを公表資料にするという判断がオカシイ。」


内容的には、大まか言わんとするところには賛成で若手官僚にとっての土台認識の整理としては良いと思います。


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「メルカリで現金が売られている」っていう話し、ご存知でしょうか?

ツイッターでは少し前から噂的に流れてきていて、意味の分からなさに何かのネタかと思ってましたが。。

こんな記事が出ておりました。
メルカリで現金が大量出品される カード枠の現金化需要が要因か

・・・なるほど、カードで「現金を買う」と、カード枠で現金が手に入ると。
で、メルカリさんサイトで「現金 紙幣」で検索すると確かに一杯でてきますね~。
しかも結構売れてる。2万円が23,700円とか、10万円が118,000円とか。

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先日、「偽史「著作権法のせいで日本では検索エンジンができなかった」は誰が吹聴しているのか」というまとめを読みながら思ったことをつらつらとツイッターでつぶやいたらが意外に反応あったので、一連のつぶやきをブログに残しておきます。(文字制限で無理くり縮めたとこなど少し修正/追記)




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文部科学省が組織的に天下りをあっせんしていたことで、官僚トップである事務次官が辞任し、全省庁に調査が指示される事態になっています。

前回記事(「まっとうなベンチャーのための正しいグレーゾーンの挑み方」)でもお知らせしたとおり、政策j人材とビジネスを結びつけるサービスRevolve(https://www.revolvejp.com/)を立ち上げたところでもあり、あらためて国家公務員の再就職規制について確認したわけですが、これはこれで制度的に問題あると思いまいました。
国家公務員法に規定する再就職等規制は、
1 他の職員・元職員の再就職依頼・情報提供等規制
2 現職職員による利害関係企業等への求職活動規制
3 再就職者(元職員)による元の職場への働きかけ規制
の3つの規制があります。

上記の通り、国家公務員が外部に転職する際の規制は大きく3つあるのですが、特に問題が大きいと思うのは、3の「働きかけ規制」です。


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WELQ問題に関してDeNA守安社長のインタビュー記事がでていました。

http://jp.techcrunch.com/2016/12/01/dena-moriyashu/


ネットでは一部、「正直で誠実な印象」とか、「素早い対応が素晴らしい」との評価も見られるのですが、果たしてそうなんでしょうか?


関連してツイッターで個別にパラパラと自分が呟いていたものが、見返すと意外にひと続きにまとまってたので少し手を入れてブログにしました。



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前々から一度書きたいと思ってたテーマなのだけど、東大が地方女子を対象に3万円家賃補助するとのニュースを見てちょうどいい例だと思ったので書くことにする。一言でいうと、企画力がある・ないとはどういうことか?という話である。


まず、一般的にはどうなのかは知らないけど、個人的には「問題」と「課題」という言葉を割と意識して使い分けている。問題と課題は別のものだ。
 
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お久しぶりでございます。
数えてみると本年やっと3本目の記事で、ブログやる気のなさが半端ないです。

さて、今回はハゲの読み放題倉庫ことKindle Unlimitedについてです。サービス出だしから色々やらかして、失敗とのレッテルが貼りまくられてるようですが、実際のとこどうなんでしょう?
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正月早々から、スキーバスが事故を起こして運転手2名と若い大学生ばかり12名の方が亡くなった。その他一命を取り留めたとはいえ中、重い後遺症を残すほどの被害に遭われた方もいるかも知れない。

自分自身今もスキーを趣味とし、大学時代はスキーバスで何度もツアーに行っていた身からすると、今回の事故に対しては他の事件にも増して何とも言えない気分になる。

しかしながら、どうも今回の事故に対する世の中の反応に違和感を感じる。格安ツアーでコスト削減、安全管理を怠ったために事故が起きたといわんばかりの反応で、ずさんな管理をしていたバス会社を叩いてやろうとする雰囲気が世の中に満ち溢れているように感じる。

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おとつい、Facebookでなにげに

「なんや名前の意味を診断するって奴が流行っとるけど、利用規約(独文・英文のみ)みたらサービス使うことでドイツの会社と契約結んだことになっとるで。こういうのって流行るたびによう安易に踏めるなあといつも思うわ。。まあ所詮個人情報抜かれるくらいやろうけど。  

と書いたら、予想外にシェアされつづけて驚いております。

そのおかげがどうか分かりませんが、少なくとも自分のタイムライン上からはすっかり姿を消してしまい画面キャプチャをとることができませんでしたが、「あたなたの名前の本当の意味は?」とか、あと「あなたは男脳?女脳?」というのも同じく、ドイツのsocialsweetheartという会社が作っているようで、サイトをたぐると、その他いろいろ同系統の 診断系ジャンクが盛りだくさんでした。 

ひょっとすると皆さんのまわりではまだ回っているかもしれませんが、本名をいれさせてFBのIDとくっつけて個人情報リストの精度を上げるという手口はうまいこと考えたねと思いつつ、こうしたサービスの運営主体やら利用規約を気にせずに安易に踏んでしまう、なおかつ自分の本名を入れてしまうのはリテラシーとしてどうかと思うわけです。 

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(2015/6/3追記:佐藤氏からコメントいただきまして、規約変更するとのこと。詳細は後掲。)


本日、Facebookのタイムラインに、このようなリリースがシェアが流れてきました。

決済プラットフォーム「SPIKE(スパイク)」、 保有額に対して年間1%の割合で増える電子マネー 「SPIKEコイン」の提供を開始

SPIKEコインは、ユーザや事業者がチャージすることで使えるプリペイド型の電子マネーです。使用額に応じて最大5%のコインが付与されるのに加えて、保有額に対しても年間1%の割合で増えるため、他の電子マネーよりもお得に貯めることが可能です。


このサービスを提供するメタップスさんという会社は、ネット系ベンチャーに関心ある人なら聞いたことがあるかと思いますが、CEOの佐藤航陽氏の若さと「構想力」、そして彼個人の洞察深いブログ記事などによってその界隈ではかなりの評価を集めている会社のようです。

株式会社メタップス 佐藤航陽 「地球規模の構想力」で究めるインターネットの未来

「人間には賞味期限がある、という"焦り"を常に感じています。だから、数年以内に地球全体の10分の1へリーチする見込みがなければ、サービスを手掛けようとは思いません」



また、会社のウェブサイトを見ても、「世界の頭脳へ~コンピュータにあらゆるデータを学習させて、人々のあらゆる意思決定を支える頭脳になることを目指しています。」と掲げられており、流行のビッグデータ系ハイテクベンチャーであることを伺わせます。


それだけのハイテクベンチャーが新たに発表した電子マネーなんだから、 何らかスゴいハイテクに裏打ちされて、保有額の1%やら使用額の5%なんて大判振る舞いができるのだろうかと期待しつつも、かつてビットコインの仕組みを執拗においかけた本質直観派の私としては、どうもニオってくるわけですよ。



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年明け以来の久々のゴゴログですが、ムダな前フリは省略して。。。

先月29日、安倍総理が米国両院議会で、国際的安全保障分野における自衛隊の役割強化、すなわち集団的自衛行動に向けた関連法制の実現についてコミットしたことは、こうした演説の内容としては素晴らしいことだったと思います。美辞麗句を並べるだけで、何の具体的コミットメントもない演説はほとんど価値がないし、相手からのリスペクトも得られないのだから、ああした踏み込んだ発言をすることは演説としては非常に有意義であるでしょう。

特に、中国がAIIBでアグレッシブな動きをし、そこに第一の盟友であるはずのイギリスがのっかることで心穏やかでないはずのアメリカに対して、ゆるぎないパートナーシップをアピールした今回の演説は、総理の英語がどうのこうの言う向きもあるようですけど、内容的にはよく練られた、時宜を得た素晴らしいものであったと評価できるものと思います。

(安倍総理の演説内容全文はこちらに。
いつか将来振り返った時に、日本の外交戦略について大きな方針をつけた歴史的演説と評されるものと思われます。必読。)


しかしながら、演説に実があって素晴らしかったが故に、同時になかなか大きな問題をはらむものではないかなあと感じました。

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今更ながらではありますが、新年明けましておめでとうございます。

年末年始は義母の来訪を含めた両親との飲み食い、および年明けセールに出征するカミさんの向後を守ってテレ東・路線バスの旅再放送なんぞ見ながらチビどもの相手と、なんだかんだとゆっくりモノを考える時間がなかったのですが、世の中がすっかり仕事始めを迎える折にやっとこさ1年の計を考えるという典型的なスロースターターで恐縮です。
 
昨年はリクルート社を辞め、何の見通しもなくとりあえず次の方向を見定めるためにプラプラするなどと齢四十を超えたおっさんとしては通常全否定される人生選択をしたわけですが、今年はどうするかな~というくらいに方向はまだ見定まっておりません。

が、ありがたくもいろいろとお仕事のお話をいただいてちょっと頭を整理しないととっちらかりそうなので、新年の機会に今後のマクロ環境をおさえつつ、自分がどの方向でやっていきたいのかという超超ミクロな個人的な思いを近況報告を兼ねてまとめてみようと思います。



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(注)以下は、2015年の「新年展望」のエントリの中で、別添とした参考文書ですので、単体記事としての意味はありません。
 ちなみに辞めた当時はリーマンショック前で製造業が好調、その後の派遣村やら100円切る円高やら貿易赤字なんて誰も想像してない、って感じの状況でした。


お世話になった皆様、ご縁をいただいた皆様へ


突然の連絡にて失礼いたします。

私、後々朋広は本日4月30日付けをもって経済産業省を辞職いたしました。
これまで私を育てていただいたこと、一緒に仕事をさせていただいたことに心から感謝の念をお伝え申し上げます。


平成10年の入省以来、中小企業庁総務課を振り出しに、欧州中東アフリカ課、消費経済政策課/製品安全課、米国留学を経て厚生労働省雇用政策課、貿易振興課と幅広い仕事をさせていただきました。

この中で社会人としての基礎はもちろん、グローバルなビジネスやカネの動きといった国際経済の見方、法による義務と罰則といった規制法の考え方、経済と雇用といった価値観が異なる課題を扱う際のバランス感覚、さらには離れた現場とのコミュニケーションや単純な省内調整においてさえ相手にどう接するのが最も互いに良いかといった対人間のマネジメントを学ぶ機会に恵まれた10年間でした。

10年間働く中で、私個人の思いとして日本には産業構造の変革が必要であるとの思いが強くなってきました。近隣諸国が工業的発展を加速する中、日本はいつまでもモノの輸出だけでは食って行けないだろう、では、何で国外からカネを持ってきて、どこで雇用を生み、どのようにして富を国内にまんべんなく行き渡らせるか、それが仕事上の一貫した関心でした。特に、対日直接投資については海外から資金を引っ張り込むとともに、産業構造の変革をもたらしうるものと強い思いを抱いておりましたが、幸運なことに貿易振興課において対日直接投資を担当することとなり、三角合併をはじめとした激烈な社会の変動の場に居合わせることができました。

その一方で、財界をはじめとする変化への抵抗や、多くの製造業において為替安・低金利に甘んじ労働コストの削減を追い求めるしかないような「国民窮乏化」産業となりつつ状況を見るにつけ、工場に変わる雇用の場としてのサービス産業、コスト戦略ではなく付加価値戦略を実現できる経営者がこの国には必要だと考えるようになり、今回(株)リクルートに職を得ることを決断しました。

その意味で、転職してこれまでと特段思いが変わるとの感覚はありません。皆様とは、また一緒に仕事をさせていただく機会も多いであろうと期待しておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。


最後になりますが、去るにあたって3点、経済産業省の先輩・同輩諸氏にお願い申し上げたく思います。


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