お久しぶりでございます。
数えてみると本年やっと3本目の記事で、ブログやる気のなさが半端ないです。

さて、今回はハゲの読み放題倉庫ことKindle Unlimitedについてです。サービス出だしから色々やらかして、失敗とのレッテルが貼りまくられてるようですが、実際のとこどうなんでしょう?
自分自身、そういうネットの意見など見つつ無料期間である程度読みたいものもなくなってきたので、そうかもね〜といったんはひと月で登録解除にしてたのですが、つい終了間際に「ナニワ金融道」に久々に手を出してしまい、続きを読むために課金してサービス継続してしまいました。

ところが継続初日でいきなりナニ金は読み終わってしまい。。もったいないので残りの期間をどうしたものかとオススメを漁ってるウチに、「白のフィオレンティーナ」「王のいばら」(戸川視友)や「金瓶梅」(竹崎真美)といった想定外の作品にハマってつい読みふけってしまいました。金瓶梅は少々エロ入ってますけど、自分こういうちょい古めな少女漫画系に弱いんすよ。金瓶梅は知る人ぞ知るみたいですけど、冬水社・戸川先生とか ハゲの倉庫がなければ絶対知ることなかったですね。結構オススメですよ。

結果、ツイッターやらフェイスブックに費やしてた時間が激減し、金瓶梅にいたっては33巻中の最新2巻が読み放題対象外だったので、続き読みたさにkindleでポチってしまったわけです。あと、友人のツイートやらをきっかけに賞味期限切れの経営者本とかもポチポチ読みましたね。


さて。

このサービスを評価するに、人気本や話題本が見られなくなったとか、出版元へのインセン原資をいきなり使い果たしたとかってのはあくまでも初期的な混乱であり、「チューニング」すれば解決する話です。

しかし、ゴゴの個人的な体験にしか過ぎないとは言え、強力SNSからスクリーンタイムを引き剥がし、埋もれている作家や旬を過ぎた作品に光を当てて分配収益を発生させ、このサービスがなければ発生しない購買行動を引き起こしたという事象は、そう簡単に実現できることではないです。なかなかスゴいことだと思いません?

かつてネットビジネスの効用として「ロングテール」なんて概念が流行ったことがありますけど、その後実際に起きたことはレーティングシステムによる人気の集中化であり、テールは一層浮かび上がりにくくなったわけです。

そんな中で、今回のサービスはテールに沈んだ作品を撹拌して残存価値を上げるという機能を果たしてます。ロングテールビジネスの再発明といったとこでしょうか。

そういう観点からこのサービスを改めて評価するに、現状の問題点としては、人気本・話題本が期待できないなら月980円は少し高い気がすること、リコメンドがイマイチ(もう読んだ同じシリーズの漫画が複数巻延々と表示されたり。。)で回遊性が低いあたりですね。

まあこれもチューニングの問題で、その辺改善してリテンションを一定維持できるようになれば結構イケるサービスになるんじゃないかなと。ハゲのおっさんはこのあたりの荒削りでブチ上げて修正していくの得意ですしね。

というわけで、個人的にはもう少しこのサービスに注目しておこうと思ってます。ただ、Kindle Unlimitedは綴るの面倒なんで、できればサービス名変えて欲しいですね。「ハゲの読み放題倉庫」ならご自由にどうぞ。いらんでしょうけど。