普段のゴゴログの趣きとは異なりますが、麻生大臣の記者会見でのやりとり、フェイスブックで少し紹介したら結構反響あったので、月次で面白いものをピックアップしていきたいと思います。とりあえず、月に1本は記事が書けますし(笑)。

ちなみに、ゴゴが麻生さんに関心を持ったのは、2001年の第2次森内閣における経済財政担当大臣時代からで、まあまあ筋金入りのファン?と言えましょう。当時のネット界においては、「フロッピー麻生 (゚⊿゚)」(※こんなネタ知ってる人も少ないだろうな)などと揶揄されたりもしてましたが、役所にまわってくる閣議後記者会見の概要録を、そんなに仕事には関係なかったんですけど、いつも楽しみに読んでました。

なんといってもその醍醐味は、氏の幅広く奥深い知見・識見と、時に繰り出される、不用意な質問をした各紙記者への強烈にイヤミの効いた痛快なやりとりです。多分、マスコミ報道ではそう出てこないと思いますし、発言内容には本当にうならされるものも多いので、ゴゴログで紹介するのもそう趣旨を外れていないかと。

というわけで、まずは今回、4月分の会見録から下記3本をどうぞ。

(紹介するのは、あくまでもゴゴの独断でピックアップした一部分ですので、元の会見録を見たい方は、財務省のHPをご覧ください。)


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4月9日
記者問) ・・イギリスのサッチャー元首相が87歳で亡くなられました。同時代の政治家として受け止めを教えてください。

麻生大臣) ・・ロバート・ウォルポール、ウィンストン・チャーチル、マーガレット・サッチャー、この3人はやっぱりイギリスの政治家の中で今後とも特筆される政治家なんじゃないかなと思います。あの人の印象に残っているのは、やはり野党の時に保守党の党首として発言した内容が非常に印象が強いですけれども、(中略)、すごくはっきりしたことを言う人だなというのが印象。辞めた時の感想として今のお気持ちはどうですかと聞かれて、私の気持ちは関係ない、私の考えを聞くのが新聞記者じゃないのかと言うんですよ。日本の新聞にも同じことを言わなければいけないなと思っていましたけれども、全然進歩がありませんね。サッチャーといえばその2つを特に思い出しますね。
 

4月19日
記者問)・・アメリカのメーカーの中では円が弱いということから不公平な競争優位を日本が享受しているということを言っているメーカーがあります。特に自動車メーカーなどがそうですが、それに対してはどういうふうにお答えになりますでしょうか。

麻生大臣)・・アメリカの自動車産業が日本の円が不当に安いというのは、それは何か間違っておられるのか、物を知らないのかどちらかで、少なくともリーマン・ブラザーズというアメリカの失敗から我々はえらく影響を受けましたけれども、あの時、リーマンの前の日本にとって対ドル交換レートは108円だったと記憶をしております。その108円だった日本の円は、その後最悪75円まで跳ね上がることになりましたけれども、我々はあの時、貿易収支が黒字でした。しかしこの1年少々を見れば明らかに日本の貿易収支は真っ赤な赤字で、そういった状況を考える時に日本の円が不当に安いというのはどの数字をもって言われるのか我々には理解できない、そう思っています。 


4月26日
(記者からの財政健全化目標に関する質問に絡んで)


麻生大臣)・・新聞によるといかにも景気がいいように書いてあるけれども本当かね。そう思って見たことはないかね。記事を書いていて恥ずかしくないかね。大丈夫か。俺はそんなに世の中景気よくなっていると思わないからね、俺自身は。だから、ほー、某新聞社は、よほど給料がいいんだなと思っているんだけど。まだ給料が上がるところまで行っていないだろう、普通。タクシーの売り上げ、東京で上がっているだろう。大阪上がったか。福岡上がったか。タクシーの運転手に聞いてみて、売り上げ幾ら上がったって。東京に聞いたら大体上がったって言うよ。だけど大阪とかその他、俺は大阪・名古屋しか知らんけど上がっているように見えないから、今の時点ではそんなに簡単になかなかいかない部分もあると思うけどね。